オーストラリアでの仕事の探し方 が気になる方は多いはず。
オーストラリアは留学中に働くことができる国の一つであり、この特徴によりオーストラリア留学を決める方も少なくありません。
そこでこのページでは オーストラリアでの仕事探し について、オーストラリアの雇用形態の違いや最低賃金、レジュメの作り方などを解説しています。
オーストラリアには様々な業界で色々な職種があり、オーストラリア留学中の学生、オーストラリアワーホリ中の方にとっても仕事を見つけることはそこまで難しくはないです。
レストランなどのホスピタリティ業界での求人が多いため、日本人を含め海外留学生は飲食店で働いていることが多いです。
オーストラリアでの仕事探し ：雇用形態について
フルタイム
週38時間の勤務が保証されている勤務形態であり、有給休暇などの保証も認められています。
パートタイム
パートタイムはフルタイムのように週38時間の勤務の保証はなく、1日の勤務時間は最低3時間となります。
もし、週38時間勤務した場合は、フルタイムと同様に有給休暇などの権利を得ることができます。
カジュアル
カジュアルでの雇用は、フルタイムやパートタイムと違い、勤務時間の保証や有給休暇や祝祭日の給与等を受けることはできません。
そういった勤務形態のため、カジュアルの最低賃金は他の雇用形態の賃金よりも25%ほど高く設定されています。
オーストラリア留学中の仕事の条件
学生ビザでの留学をしている場合、留学生は週20時間(2週間で40時間)までしか働くことができません。
そのため、フルタイムでの雇用は難しく、パートタイムやカジュアルで雇用をされることがほとんどです。
オーストラリアワーホリ中の仕事の条件
オーストラリアのワーホリ中の仕事の条件は、「同一の雇用主の元では最長6か月までしか働くことができない」というものです。
ワーホリでは勤務時間には制限がないため、フルタイム、パートタイム、カジュアルといずれの雇用形態でも働くことが可能になります。
しかし、ビザの制約条件を考慮され、やはりパートタイムやカジュアルでの雇用がほとんどとなります。
オーストラリアの最低時給
オーストラリアの最低時給は2020年10月現在で、1時間あたり19.84ドルまたは週753.80ドルです。
カジュアル雇用の最低賃金は25%の上乗せ後、1時間あたり$24.8となります。
オーストラリア政府によって指定されている需要の高い職業に就けば、1時間あたり$50以上の収入を得ることもできます。
オーストラリアでの仕事の探し方
オーストラリアでの仕事探し にはいくつか方法があります。下記はその例です。
- クラシファイドサイトやウェブサイトで探す
オーストラリアにはオーストラリア在住の日本人向けの情報サイトがいくつかあります。
これらのサイトでは求人情報やその他お役立ち情報が載っているので、こまめに求人情報などをチェックして働きたい職種やお店があったら連絡をしてみましょう。
クラシファイドサイトの例
- 求人の貼り紙をを探す
オーストラリアのレストランやカフェの店頭にはよくスタッフ募集の貼り紙がしてあります。履歴書を持参し、スタッフ募集の貼り紙を見ましたと伝えると採用担当やオーナーと話ができることもあります。
- 気に入ったお店に直接履歴書を持っていく
おしゃれなカフェやレストランなど、「このお店で絶対働きたい」という思いがある方は履歴書持参で飛び込みで自分をアピールしてみてもいいかもしれません。
オーストラリアでの仕事探し ：オーペア
オーペアは家庭に入り、住み込みで家事と子供のお世話をするお仕事(居住費や食費を負担してもらう)です。
オーストラリアの多くの家庭は、子供の世話をしてくれる人を必要としており、オーペアの求人はよく出ています。
オーペアの仕事の良いところは、実際にオーストラリアの家庭に住み込みで働くことにより、オーストラリア文化を常に感じながら英語の勉強もできるということです。
オーペアの探し方
おすすめの探し方は、サイトや掲示板でオーペアを募集している家庭に自分で直接連絡をとることです。
自分で連絡を取ることで、そのやり取りのなかから、家族の人柄や自分と生活スタイルが似ているか、一緒に暮らしてストレスがないかなど、見えてきます。
オーストラリアでの仕事探し ：バリスタ
メルボルンを始め、オーストラリアには独特のカフェ文化が根付いています。
オーストラリアに来る人の中には、バリスタとしてのキャリアを積むために来るという人が少なくありません。
カフェで働いたことがある経験者はもちろんですが、初心者でもカフェで働くチャンスはあります。
オーストラリアの学校にはバリスタコースを開講しているところもあり、そのコースを修了することでバリスタやカフェでの仕事に就くことができる可能性が上がります。
Nomadas Experienceはバリスタコースの紹介もできますのでお気軽にご相談ください。
オーストラリアでの仕事探し ：レジュメの書き方
オーストラリアでは、日本の様に履歴書の形式はなく、レジュメ（履歴書）は自分たちで作成するのが基本です。
そのため、印象に残るような分かりやすく簡潔なものを作りましょう。
レジュメを作るときのポイント
- リクルーターの目の動きに合わせて書く
リクルーターは平均7秒ほどしかレジュメを見ないと言われています。
そのため、リクルーターの目の動きに合わせて文章を作成をすることで、自分の伝えたいことを限られた時間内に全て伝えることが可能になります。
リクルーターの目の動きはFパターンと呼ばれ、最初の数行を読んだのち、レジュメの残りの行は最初の言葉をスキミングしながら読み進めていくと言われています。
この目の動きに合わせるため、伝えたい言葉を行の最初に書くことが効果的になります。
- 目的を明らかにする(Objective)
何をするのか、どの業界・職種で働きたいのか目的をはっきりさせると印象に残るレジュメになります。
- 経験を書く(Experience)
Summary(要約)に 簡潔に自分の経験をかきます。
オーストラリアでは経験がとても重視されるので経験の部分は一番力を入れて書きましょう。
Experienceの欄には日本を含めた、探している仕事の関連の職業経験について細かく書きましょう。
※ここで注意ですが、何でもかんでも経験を書くのではなく、自分のしたい仕事に関連していることだけをピックアップして書きましょう。
例えば、レストランの仕事を探しているのに、日本で病院で働いてた経験を長々と書くのはあまりお勧めできません。
また、オーストラリアですでに仕事を経験している人は必ず書きましょう。日本とは違う英語環境で働いた事は立派な経験です。
- 学歴(Education)
学歴は日本の履歴書とは逆で、最終学歴を一番最初に書いてください。
- その他
その他大事な情報として、電話番号やEメール、住所、ビザの種類と期限を含めると親切なレジュメになります。
顔写真については、お好みで含めても構いませんが、一般的には含めないことが多いです。
また、必要に応じてAvailability(勤務可能日時)、Reference(推薦人の情報)などを追加することもお勧めです。
このページでは オーストラリアでの仕事の探し方 について解説しました。
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