アイルランド留学の際には アイルランドのビザ を取得することが必要となります。アイルランドのビザは条件や留学方法により取得を目指すビザが違います。
そのため、アイルランドのビザ 取得前には必ず通学をする期間、留学プラン等を計画することにより、自分にぴったりのアイルランドのビザを見つけることができます。
このページでアイルランドのビザについて確認していきましょう。
アイルランドのビザ の種類
アイルランド留学は3か月以内の滞在ならばビザ申請は不要です。
3か月を超えてのアイルランド留学は観光ビザ、ワーホリビザ、学生ビザでの留学が基本となりますが、どのビザを取得すればよいかは目的ごとに異なります。
下記が一般的な日本人が取得を目指すアイルランドのビザの種類です。
ビザ | 申請 | 通学期間 | 滞在期間 | 仕事 |
ビザ申請不要 | 不要 | 3か月以内 | 3か月まで(条件付きで延長可能) | 不可 |
学生ビザ | 現地で申請 | 3か月から | 語学留学と大学留学で違いがある(後述) | 条件ありで可能 |
ワーホリビザ | 申請が必要 | 1年間まで | 最長1年 | 可能 |
アイルランドのビザ : 学生ビザについて
アイルランドの学生ビザは、アイルランドの語学学校には政府により認可された学校で週15時間以上の通学、そして専門学校や大学には1年以上、そして週15時間以上の通学を目的とした際に取得するビザです。
アイルランドの学生ビザでは、学習期間中は週20時間まで、ホリデー期間中はフルタイムでの就労が許可されています。
そのため、生活費や学費を稼ぎながらの留学生活が可能となります。
しかし、各ケースにより条件が変わるのでビザ上に明記されている条件をご自身で確認してください。
アイルランドの学生ビザは日本での取得をする必要がなく、アイルランド入国後に申請をすることができます。
アイルランドの語学留学の際は、25週間以上の通学期間が必要であり、6か月間(通学)+2か月(ホリデー)の8か月の学生ビザが承認されます。
また、アイルランドで大学に通う場合は、1年間の学生ビザがまず承認され、そこから1年ごとに更新をしていくこととなります。
アイルランドの学生ビザは、延長可能です。
アイルランドの学生ビザ申請に必要な条件や書類は?
アイルランドの学生ビザ申請に必要な条件や書類は下記の通りとなります。
アイルランドの学生ビザ: 申請条件
- 週15時間以上のコースを25週間以上通学する場合
- 25週以上の通学の場合は英語検定の受験が義務付け
- 滞在期間をカバーする保険に加入していること
- 十分な資金があること(3,000EURの資金が必要)
アイルランドの学生ビザ: 必要書類
アイルランド入国後に学生ビザを申請する際は下記の書類が必要となります。
- パスポート
- 居住証明書(アイルランドでの住所)
- 残高証明書(到着後1か月以内のものが2部)
- 通学する学校からの入学許可証
- 保険に加入している証明書(滞在を全てカバーしている必要)
- 申請料: 300EUR(現金不可)
- 電話番号
アイルランドの学生ビザ申請時に必要な保険について
学生ビザでアイルランド留学をする際には、海外旅行保険などの保険をかけることが義務付けられています。
アイルランドの学生ビザを申請する際には、日本を出発する日から、帰国をする日までのカバーをされている保険への加入をしていることを証明する必要があります。
保険料は保険会社とプラン、また日本の会社で契約するか、現地のものを契約するかによって違いますが、年間で1,000EUR~1,500EUR程度となります。
アイルランドの学生ビザの申請費用
アイルランドの学生ビザの申請費用は300EURです。
アイルランドの学生ビザの申請はアイルランド到着後に現地の入国管理局で行い、外国人登録手続きの際に300EURを申請費用として支払います。
その際、現金での支払いは不可となっておりますので、クレジットカードの用意をして下さい。
アイルランドの学生ビザ申請には、滞在期間をカバーする保険に加入していることが条件となるため、必ず保険に加入をするようにしてください。
アイルランドの学生ビザで勉強できること
アイルランド留学は、語学留学をはじめ、専門学校への留学、大学や大学院への正規留学など皆さんのプランにあった様々な方法があります。
語学留学
アイルランドで語学留学をする際は、その期間によって取得するビザに違いがでてきます。
アイルランドの語学留学をするのであれば、最低でも週15時間以上のコースを25週間通学する必要があり、8か月までの学生ビザが発行されます。
アイルランドはヨーロッパの周辺諸国からの留学生が多く、日本人留学生は比較的少ない傾向にあります。
そのため、日本人には穴場の語学留学先の一つです。
一般英語コースでは、英語の4技能(読む, 書く, 話す, 聞く)を中心にバランスよく学ぶことができます。
また、中級以上のレベルになるとケンブリッジ検定対策コースやビジネス英語のコースなどがおすすめとなります。
専門留学
アイルランドの専門留学ではビジネス系からホスピタリティ系、デザインやツーリズム系など幅広い分野から自分の興味のある分野について学べます。
また、それだけでなく、将来の仕事に役立つ知識や経験を得ることもできます。
アイルランドには公立の専門学校(職業訓練学校)や私立の専門学校があり、アイルランドの専門留学ではこれらの学校に通うこととなります。
大学・大学院留学
アイルランドは教育水準が高いことで知られている国であり、全部で7校の国立大学と14の公立カレッジがあり、周辺国と比べると学費が安いといわれています。
アイルランドはIT等の産業が盛んであり、様々なIT企業がヨーロッパでの拠点をアイルランドに置いているほどです。
そのため、大学やコースはITやソフトウェア系の分野に強いという特色があります。
アイルランドのビザ:ワーキングホリデービザについて
アイルランドのワーキングホリデービザは、滞在期間中は就労をして滞在中の資金を補いながらアイルランドの文化や生活を体験することを目的としたビザです。
そのため、ワーホリビザでは最長1年間アイルランドに働きながら滞在をすることができます。就学もワーキングホリデー期間中は無制限(1年間)認められており、幅広い職種で働くことも可能となります。
アイルランドでのワーキングホリデービザでの就労は週39時間まで認められており、その他は特に制限はありません。
アイルランドのワーキングホリデービザは更新ができません。
また、渡航者はアイルランドへの入国後、入国管理局で外国人登録を済ませる必要がありますのでご注意ください。
アイルランドのワーキングホリデービザ :申請方法
アイルランドのワーキングホリデービザ の発給枠は800枠あり、申請時期は通常1月と7月の2回に分けられています。
その他の時期の申請は基本的には受け付けられていません。
そのため、アイルランドへのワーキングホリデーをお考えの方は1月、または7月の申請期間にオンラインで申請をし、800枠の中に選ばれると、申請を開始するという流れになります。
申請時期については、予告なく変わる場合もありますので、アイルランドの大使館や入国管理局等の公式情報を参照してください。
アイルランドのワーキングホリデービザ 申請に必要な条件や書類は?
アイルランドのワーキングホリデービザ申請に必要な条件や書類は下記の通りとなります。
アイルランドのワーキングホリデービザの申請条件
アイルランドのワーキングホリデービザ申請条件は主に
- 帰国用の航空券または航空券が購入できる資金を保持していること
- 滞在期間をカバーする医療保険に入っていること
- 日本に居住をしていること
- アイルランドでの休暇を過ごすことを目的としていること
- ワーホリビザ申請時の年齢が18歳から30歳まで (31歳未満) であること
- 有効なパスポートを保持していること
- 過去にアイルランドにワーキングホリデービザで来ていないこと
- 配偶者や子供(扶養家族)を同伴として連れてこないこと
- 健康であり、犯罪歴がないこと
- 資金として50万円以上持っていること
- 滞在期間をカバーする医療保険に加入していること
- 帰国便の航空券用の資金を持っていること
となります。
アイルランドのワーキングホリデービザ 申請の必要書類
アイルランドのワーキングホリデービザ 申請に必要な書類は下記の通りとなります。下記の書類を大使館に送付してください。
- 申請許可のメール
- 申請書と証明写真を2枚
- 無犯罪証明書(過去の滞在と合わせて合計2年以上滞在する場合)
- パスポート(原本):有効期限が滞在期間+6か月残っているもの
- パスポートのコピー
- 英文履歴書
- 英文卒業証明書、もしくは在学証明書(最終学歴の卒業証明書)
- 英文残高証明書: 申請者の名義で50万円以上の資金を証明できるもの
- 医療保険証券、もしくは付保証明(英文原本とA4コピーを1枚ずつ)
- 航空券: 原本とA4コピー
- 追加書類: 申請が許可された方にのみ案内
- 返信用のレターパック: 520円サイズのもの
必要書類の送付先は下記になります。
必要書類送付先:
〒105-0021
東京都港区東新橋 2-3-14 エディフィチオトーコー4F
合同会社 VFS サービシズ・ジャパン
アイルランドワーキング・ホリデープログラム係
アイルランドのワーキングホリデービザの申請費用
アイルランドのワーキングホリデービザの申請費用は13,800円となります。
アイルランドでのワーキングホリデー中には滞在期間をカバーする保険をかけることが義務付けられていますのでご注意ください。
保険料の目安は保険会社や保証内容にもよりますが、年間で1,000EUR~1,500EUR程度となります。
アイルランドワーホリ中の語学学校
ご自身のアイルランドワーホリのプランと英語力にもよりますが、学校に通った方がよりアイルランドのワーホリを楽しめると思います。
また、お仕事探しの際には英語力が1つの条件として考えられることが多いので、最初に語学学校に通ってからお仕事探しをされる方がほとんどです。
アイルランドのワーホリでは最長1年間まで語学学校に通うことができます。
アイルランドのワーホリにかかる費用
下記が1年のアイルランドのワーホリにかかる費用の目安です。(1EUR:126円で計算)
アイルランドのワーホリにかかる費用:1年 | |
ビザの申請費用 | 13,800円 (109EUR) |
保険料 | 年間で1,000EUR~1,500EUR程度 |
入学金 | 要問合せ |
教材費 | 要問合せ |
授業料 | 語学学校: 週 200EUR~300EUR × 通う週数 |
滞在費 | シェアハウス: 7,200EUR~9,600EUR ホームステイ: 9,600EUR~12,000EUR |
生活費 | 18,000EUR~24,000EUR |
合計(1年間学校に通う場合) | 36,000EUR~52,000EUR |
アイルランドのビザ :ビザ申請なしでアイルランド短期留学
アイルランドに日本人が3か月以内の滞在をする場合は、ビザ申請が免除されます。
就労はできませんが、観光や3か月以内の短期留学をすることが許可されています。
90日以上の滞在をしたい場合は、外国人登録をする必要があります。
アイルランドのビザ 延長について
アイルランドのビザ を延長したい方はどのビザから変更ができるかどうか下記の表を参考にして下さい。
ワーホリビザへ | 学生ビザへ | 観光ビザへ | |
ワーホリビザから | ✕ | 〇 | 要問合せ |
学生ビザから | 〇 | 〇(条件付き) | 要問合せ |
観光ビザから | 〇 | 〇 | 要問合せ |
アイルランドではワーキングホリデービザの延長をすることは認められていません。
そのため、アイルランド留学を延長する際は、下記の方法が一般的になります。
- ワーホリから学生ビザへ
ワーホリ期間中に通う学校を決定し、ワーホリビザの期限前にアイルランドを1度出国することが必要。
学生ビザの条件は上記をご覧ください。
- 学生ビザの延長
学生ビザの延長のための基本的なプロセスは、新しい学校決めと、入国管理局の外国人登録の更新です。
また、現在の学生ビザで通っている(た)学校の成績が必要となりますのでご用意をお願いします。
- 通っていた学校の卒業証明書
- 通っていた学校での出席率証明(85%以上の出席率が必要)
- コース終了時に受けた検定試験の結果(IELTS、ケンブリッジ英検など):TOEICは不可
Nomadas Experienceについて
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Nomadas Experienceは アイルランドのビザ を延長したい方へのサポートも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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