ニュージーランドでの仕事の探し方 が気になる方は多いはず。そこでこのページではニュージーランドの雇用形態の違いや最低賃金、レジュメの作り方などを解説しています。
ニュージーランドには様々な業界で色々な職種があり、ニュージーランド留学中の学生、ニュージーランドワーホリ中の方にとっても仕事を見つけることはそこまで難しくはないです。
レストランなどのホスピタリティ業界での求人が多いため、日本人を含め海外留学生の多くは飲食店で働いています。
ニュージーランドもオーストラリアと同じく、カフェが多いためバリスタとして働いている方もたくさんいます。
ニュージーランドでの雇用形態について
フルタイム
週35時間の勤務が保証されている勤務形態であり、有給休暇などの保証も認められています。
パートタイム
パートタイムとフルタイムの主な違いは勤務時間だけです。フルタイムが週35時間の労働時間が保証されているのに対し、週35時間未満の労働をする場合をパートタイムと呼びます。
カジュアル
カジュアルでの雇用は、フルタイムやパートタイムと違い、勤務時間の保証や有給休暇の保証等がなく、基本的に単発の仕事や、不定期の仕事をする場合となります。
ニュージーランド留学中の仕事の条件
学生ビザでの留学をしている場合、留学生は週20時間(2週間で40時間)までしか働くことができません。
そのため、フルタイムでの雇用は難しく、パートタイムやカジュアルで雇用をされることがほとんどです。
ニュージーランドワーホリ中の仕事の条件
ニュージーランドのワーホリ中は期間内であれば、就労に関する条件や制限は特にありません。
しかし、ニュージーランドで働くためには、下記のものを準備する必要があります。
1.銀行口座
給料の振込用のニュージーランドでの銀行口座が必要となります。
銀行口座の開設に必要な書類
- 身分証明書:2種類
- パスポート原本
- ビザのコピーなど
- 住所と氏名の確認できる書類1通
- 電話や電気代の請求書、各種保険会社の証明書など
提出する書類は、発行されてから3カ月以内のものである必要があります。
2.IRDナンバー(納税者番号)、またはマイナンバー
2017年7月より、ニュージーランドで銀行口座を開設する方は、IRDナンバー(納税者番号)、またはマイナンバーを銀行に提出をすることが義務付けられました。
IRDナンバーの取得
IRDナンバーとは、ニュージーランドの納税者番号のことであり、ニュージーランドで働く際は必ず取得をしなければなりません。
IRDナンバーの申請には下記の書類が必要となります。
- 申請書
- パスポート
- ワーホリビザ
- 銀行の口座番号
- 銀行口座証明書
- 日本のマイナンバー
ニュージーランドの最低時給
ニュージーランドの最低時給は2020年11月現在で、1時間あたり18.90ドルです。
また、訓練(トライアル・トレーニング)期間の時給は15.12NZドルへとに引き上げられました。
ニュージーランドでの仕事の探し方
ニュージーランドでの仕事の探し方 にはいくつか方法があります。下記はその例です。
- クラシファイドサイトやウェブサイトで探す
ニュージーランドにはニュージーランド在住の日本人向けの情報サイトがいくつかあります。
これらのサイトでは求人情報やその他お役立ち情報が載っているので、こまめに求人情報などをチェックして働きたい職種やお店があったら連絡をしてみましょう。
クラシファイドサイトの例
- 求人の貼り紙をを探す
ニュージーランドのレストランやカフェの店頭にはよくスタッフ募集の貼り紙がしてあります。履歴書を持参し、スタッフ募集の貼り紙を見ましたと伝えると採用担当やオーナーと話ができることもあります。
- 気に入ったお店に直接履歴書を持っていく
おしゃれなカフェやレストランなど、「このお店で絶対働きたい」という思いがある方は履歴書やCV持参で飛び込みで自分をアピールしてみてもいいかもしれません。
上記が一般的な ニュージーランドでの仕事の探し方 です。
ニュージーランドでの仕事の探し方:バリスタ
オーストラリアと同様に、ニュージーランドにも独特のカフェ文化が根付いています。
ニュージーランドに来る人の中には、バリスタとしてのキャリアを積むために来るという人が少なくありません。
カフェで働いたことがある経験者はもちろんですが、初心者でもカフェで働くチャンスはあります。
ニュージーランドの学校にはバリスタコースを開講しているところもあり、そのコースを修了することでバリスタやカフェでの仕事に就くことができる可能性が上がります。
バリスタコースにつきましては、Nomadas Experienceにご相談ください。
ニュージーランドでの仕事の探し方 :レジュメの書き方
ニュージーランドでは、日本の様に履歴書の形式はなく、レジュメ(履歴書)やCVは自分たちで作成するのが基本です。
そのため、印象に残るような分かりやすく簡潔なものを作りましょう。
レジュメ・CVを作るときのポイント
- リクルーターの目の動きに合わせて書く
リクルーターは平均7秒ほどしかレジュメを見ないと言われています。
そのため、リクルーターの目の動きに合わせて文章を作成をすることで、自分の伝えたいことを限られた時間内に全て伝えることが可能になります。
リクルーターの目の動きはFパターンと呼ばれ、最初の数行を読んだのち、レジュメの残りの行は最初の言葉をスキミングしながら読み進めていくと言われています。
この目の動きに合わせるため、伝えたい言葉を行の最初に書くことが効果的になります。
- 目的を明らかにする
何をするのか、どの業界・職種で働きたいのか目的をはっきりさせると印象に残るレジュメになります。
- 経験を書く
Summary(要約)に 簡潔に自分の経験をかきます。
ニュージーランドでは経験がとても重視されるので経験の部分は一番力を入れて書きましょう。
Experienceの欄には日本を含めた、探している仕事の関連の職業経験について細かく書きましょう。
※自分のしたい仕事に関連していることだけをピックアップして書きましょう。
例えば、レストランの仕事を探しているのに、日本で病院で働いてた経験を長々と書くのはあまりお勧めできません。
また、ニュージーランドですでに仕事を経験している人は必ず書きましょう。日本とは違う英語環境で働いた事は立派な経験です。
- 学歴(Education)
学歴は日本の履歴書とは逆で、最終学歴を一番最初に書いてください。
- その他
その他大事な情報として、電話番号やEメール、住所、ビザの種類と期限を含めると親切なレジュメになります。
顔写真については、お好みで含めても構いませんが、一般的には含めないことが多いです。
また、必要に応じてAvailability(勤務可能日時)、Reference(推薦人の情報)などを追加することもお勧めです。
Nomadas Experienceはお仕事探しのアドバイスも行っております。お気軽にご相談ください。
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